管理人 エフカイ ノースショア
フェリー むろと 座礁事故

beginning of the surfing

四国 管理人 18歳の頃から始めたサーフィンですが早いものでキャリアだけは今年で33年になりました。
初めて連れて行ってもらったのは三重県伊勢にあるphoto国府の浜と言う所で、ポイントに着きビーチを見た瞬間、現在のように消波ブロック、テトラポットも無く、なんて綺麗な海なんだろうと溜息ばかりでした。
その頃はまだ、波乗りをしている人達も少なくビーチの東の端に日の出食堂と言う小さな食堂が一軒あるのみでしたが先輩たちが波乗りをしている間、文字どおりここが初心者管理人のホームブレイクでした。
肝心のサーフィンはまったくの初心者でボードも持っていませんでしたから、同期の友人と借り物のサーフボード1枚を交代で海に入っていました。
初めてボードの上にバランスよく立てた時は自分の中では感動の嵐で、その状況を友人に聞くと立っていたのは5秒ぐらいとあっけないものでしたが、あの瞬間の感動は今も忘れていません。
マイボードでのデビューは初めて連れて行ってもらってから3回ぐらい目と思いますが、喜んで3時間ぐらい海に入りっぱなしで気が付けば潮に流され、波にも乗れず入っていったポイントから遥か右、500メートルほど離れた岸に打ち上げられてみんなの居る元の場所までとぼとぼとボードを抱えて歩いて帰って来ましたがその時は満足感で一杯でした。
以来、サーフィンを趣味の一つとして大きくハマリ現在に至っています。

管理人のサーフィン画像
スライドショー*1 *2 *3 *4


管理人のサーフィン動画

波乗りの醍醐味は沢山ありますがはやはり波を滑り降りる瞬間、テイクオフでしょうか?
沖からやって来るウネリが山のように持ち上がると壁のよう起き上がり、その頂点に達した時、波となり岸に向かって崩れて行きます。
良い波とはその崩れ方が右から左、又は左から右へと順序よく崩れ、その崩れ際にある綺麗な面の壁、スロープが岸近くまで長く残る波を言います。
日本でも台風や大きな低気圧が沿岸遥か沖合いを北上するとウネリを伴いサーフィンに適した波としてやってきますが、まともに暴風雨圏内に入ると波の面も荒れてしまい波乗りができるような波ではなくなってしまいます。
調律よく、力強いうねりだけが届き、風は無風もしくは緩やかなオフショア(浜側から吹く向かい風)と言う条件に浜の地形(海底)が整えばphoto最も波乗りに適した波となります。
そんな時のテイクオフ(波に乗る為の一連の行為)は向かってくるウネリと漕ぎ出したボードのスピードが合い、タイミングよく波の頂点で加速し始めると後は一揆にボードの上に起ち上がります。
頭ぐらいの高さの波にテイクオフしたら、波のボトムへ向けて滑り降りる感覚はなんとも言葉では言い表せないぐらい気持ちのいいもので、この感覚を知ってしまうともう波乗りにどっぷりです。

Rule and manner
まず最初、サーフィンの基本ですが技術的なことではありません。自宅を出てポイントに着くまでの道中ももちろんですが自己中的な行動はやってはいけません。
駐車に関しても近隣住民の方々やそのポイントを大事にしているローカルサーファーへの配慮を欠いた駐停車はいけません。
無論、他人の敷地へ無断進入なんかは言語道断で、あたり構わず大、小便やタバコの投げ捨てもいけません 。
食べ物や飲料の後片付けはあたりまえで、心あればたとえ一つでも浜に落ちているゴミも持って帰って処分してあげるか、そのポイントに設置されているゴミ箱に捨ててあげましょう。ってこんなことはサーファーと言う前に社会的に極々、あたりまえのことです。
ポイント、海でのルール、マナーとしてそのポイントが決まった位置でしかブレークしなくてかつ波数の少ない時では大勢で一挙に押しかけていくのはやめましょう。
ひょとすればその時がローカルサーファーが最も期待しているスペシャルな日かもしれません。まず、そのポイントのローカルサーファーに敬意を表し謙虚な気持ちで最少人数で交代で入りましょう。
サーフィン、 海の中での基本としては、まず事故回避です。
波に乗るときはワンマン、ワンウェーブ、波のピーク近くでかつ優先権を持つ者が基本で、先に乗られている波のその人の前で乗る行為、または乗ってしまうドロップインは絶対にいけません。
スネークと言って沖からテイクオフをするためにピークを目指して漕ぎ出しているサーファーの手前を横ぎり、波の立ち際にピークを捕まえて乗ってしまうこともいけません。
沖に出て行くときは沖から乗ってくるサーファーの邪魔にならないように目の前の波をよく見てパドルアウトしましょう。
波に乗っている者はパドルアウトをしてくるサーファーを充分注意し衝突事故を避けるために余裕を持って進行方向を確認しましょう。
優先権があるからとか、良い所を滑っているからと言ってけっして怒鳴り散らしながら乗ってはいけません。

本当にサーフィンがうまい人はクールでスムースに事故回避を考えてサーフィンをします。

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