管理人 エフカイ ノースショア

Equipment surf bord

303 SURF BOARD  6' 2''左の画像は管理人の愛用のボードでカテゴリーはショートボードです。
ロングとショート、どちらが良いかとかよく比較されますがどちらもそれぞれに長所、短所があり一概には言えません。管理人がロングボードに乗るのはハワイへ行った時ぐらいですが、良い波の時ではロングボードもショートボードもテイクオフやターンの感覚は同じようなものだと感じています。
ただしロングボードの場合、板の上に立ちやすい反面、その大きさと浮力でゴマカシが効きませんので各アクションではしっかりとした基本的な体や膝の動きができていないと、まともにターンすらできません。
ショートボードの良い所はコントロールのしやすさと軽快な動きですがその短さと薄さでテイクオフの難しさを招き、またボード自体に浮力が少ないのでパドリング(ボードの上に腹ばいになって両手で水を漕ぎ進むこと)なんかは体力の衰えた中高年には大変な作業になってきます。
管理人の場合も、若い時には沖に出るのも簡単に、連続して迫り来るスープ(白い泡)をスルーして行きましたが年齢、体力の衰えは隠せません。最近ではラインナップにたどり着くと ほっと安心の一休みです。
若い頃はがむしゃらに波を追いかけていましたがこの歳になると数の少ない良い波をじっくり吟味して乗るようになってきました。
どちらにしてもそのボードを思うままにコントロールできるようになると後は個人の好みですね。
feeling
ロングボードから始まったサーフィン文化の中でサーフボードは飛躍的にその性能を高めて行きました。
ボードの動きをコントロールする上で無くてはならないフィンの数もシングルフィンからツインフィン、スリーフィン(トライフィン)、フォーフィンと多数のデザインがあり、本場ハワイ、カリフォルニア、オーストラリアでは年中、斬新なデザインのボードが開発、テストされており、ロングボード、ショートボード問わず最新のデザインではよりいっそう洗練された乗りやすい物になっています。
mana / shikokuただし、海外でそんなボードを購入する場合、気をつけなくてはいけないのはそのボードがどのような波に適しているかです。
海外ご当地で購入し、そこで調子よく乗れても日本に持って帰って、自分が普段良く行くポイントではまったく調子よく乗れないと言うことがあります。
それは殆どがその場所、ご当地の波、ポイントの性質に合わせたデザインで削られているからで、海外製の最新のボードがオールラウンドかと言うことでは最高性能とは一概には言えません。
管理人の場合、国内で普段よく行くポイントではビーチブレイクと言って、海底が砂で出来ていて波のパワーもあまり強くないので、その小さなパワーをキャッチし易いデザインで作ってもらっており、ハワイへはその波のパワーに見合った専用のボードを作ってもらってそれを持ち込んでいます。
今ではプロ、プロレベルの人の中にはスノーボーダーやスケーターのように波の上へ飛び出す、エアーなんかをいとも簡単にやってしまいます。
当然、個人のテクニックレベルの高さや乗る波の質が必要ですが、それとともにボード自体が持つ性能と言うのが大きく関わってきます。
軽く、薄く、かつ強度も伴い丁寧に仕上げられたボードがあってこそ成せる技、やはり道具ありきなのですね。

管理人のサーフィンビデオ
四国で撮影したのですが撮影係はいつも家内で、今回も長時間付き合ってもらいましたがホントに感謝しています。 あいにく波はそれほど大きくなく、前崩れになる上、フェイスもボヨンボヨンでパワーもなく、中々思いどおりに乗っていけるものではありませんでした。ま、50歳の波乗りとしては充分楽しめましたので贅沢は言えませんね。 お世話になったローカルサーファーの方々には感謝いたします。