V230 maintenance
W638 Vクラス 透視図

W638 V230  Maintenance & Repair

W638 Vクラス V230 メンテナンス 修理

メンテナンスの記録
スライドショーラジエータ ホース

画像の2点のホースはラジエターのロアーホースと最上部リザーブタンクからポンプに繋がれているホースですが経年 変化でゴム質感が無くなり、いくら増し締めしても最後には圧力で抜けてしまいます。 管理人の車はロアーが走行中に抜け一気にラジエターが空になり九死に一生を得ました。 要確認のパーツです 。

テンションダンパー

このパーツはベルトの張りを調整する物ですがダンパーは特に長持ちしません。 ボンネット付近からカタカタ音、ディーゼルのような音が出たらこれを疑うのがまず最初。 エンジンの左横、アッパーホースの下あたりに縦に付いています。 管理人の車は関係するパーツのローラーテンショナーその物に関しては長持ちしています。

循環ポンプ

エンジンを止めるとダッシュボード付近からウィーンと音がして止まるのがこのパーツです。 クーラントの室内循環ポンプですが経年劣化で中にあるスクリューにワックスのようなクーラント成分が付着して回転を妨げ最悪の場合 循環不良を起こします。場所はボンネットを開けると真ん中奥、エンジンの右上あたりにあります。

ドライブシャフトブーツ

ラバーブーツに亀裂が入ったりすると後は一気に中のグリスが飛び散りドライブシャフトのベアリングジョイントが逝かれます。ドライブシャフトはとても高価ですがそれに較べるとブーツは安い物なので走行距離に応じて、または現物確認し交換すると良いと思います。

エアフロセンサー

社外品のエアークリーナを付けている場合そのクリーナーを液洗浄し再使用するときには良く乾かしてから装着しましょう。湿った状態で取り付けるとエアマスセンサーに洗浄液等が付着すると燃料噴射の調子が悪くなり、最悪、高価なセンサーの交換になります。

ATミッション

管理人の車は約14万キロ時でミッションが逝かれました。ATオイル交換等メンテも殆どやっていなかったのでそんなモンでしょうか?ミッションを乗せ変えたついでにエンジン、足回り、サブフレームのマウントブッシュ系を総て交換しましたのフィーリングは新車並に戻りました。 ちなみにATミッションは信頼性優先でリビルトをチョイスしました。

EPS エンジン内部洗浄機

走行距離も18万キロを超えたのでエンジンもリフレッシュしてあげました。と言ってもハード的にパーツの交換(オーバーホール)と言うのではなく、エンジン内部に溜まっているオイルスラッジを清掃除去をしてあげました。EPS洗浄と言うもので洗浄オイルをエンジンを回しながら圧送、循環させて内部に溜まっている古いオイルやスラッジを取り除くものです。施工後はエンジン音も静かになり、回転もとてもスムースで軽く吹け上がるようになりました。
京都の佐々木自動車工業さんで施工していただきました。

Vクラスと長い付き合いをしていくとメンテナンスも重要な作業になってきます。
走行の度合いや色んな条件にもよりますが、ゴム系のパーツは早い物だと2~3年で痛んできたりします。
5~6年以上(新車時)の車ではハーネス関係も確認しておく事も大事です。
燃料ポンプ、燃料フィルターも要確認事項の一つです。
書き上げるときりがありませんが管理人はひと月に1回位はエンジンルーム、足回りを中心に色んな所を見てあげています。